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そのワイン大丈夫?未開封と開封済みの賞味期限の目安を知る

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「あっ、そう言えば1年前に知り合いからもらったワイン、完全に忘れてた・・・・」

色んなシチュエーションがあると思いますが、長いこと保管しておいたお酒ってどれくらい日持ちするのか気になりますよね?

ワインに限らず、お酒全般に言えることですが、賞味期限が記載されているものとされていないものがあったり、手元に商品があるのに確認できないとますます気になります。

そこで今回は一般的なワインの飲み頃や開封した場合などの賞味期限を調べてみましたのでご紹介です。

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ワインには賞味期限の記載が無い?

 

ラベルの表と裏を確認しても賞味期限らしき数字はどこにも見当たりません。

表のラベルには醸造年度が記載されているだけなので、これってどうゆうことなの?と思いますよね。

ラベルの見方についてはこちらでまとめました

結論から言うと、ワインには賞味期限の設定はなく、年数が経っても腐ることはありませんが、風味は流石に落ちてしまいます。

また、品質が劣化してしまったワインは「酸化」、もしくはコルク臭がする「ブジョネ」という状態になることがありますが、流石にここまでくると飲めません。

「ブジョネ」とはバクテリアに汚染された状態で、原因はコルクからと言われています。酷いものは雑巾のニオイに似たような感じになるのだとか。

未開封の賞味期限

期限が記載されていないとは言え、白と赤それぞれに目安があります。

白 1~2年

赤 2~3年

(サッポロビール株式会社HPより)

上記の年数は店頭に並んでいる一般的なワインです。長期熟成された格付けが高ランクのワインは、数年ボトルで熟成させるものありますので、目安はあくまでも一般的な買い求めやすいワインのことを指します。

未開封であれば年単位で保存することが出来ますが環境が悪いと品質の劣化を早めてしまうので、適切な場所と正しい置き方が求められます。

適切な保存方法

光が届かない涼しくて暗い場所に置きましょう。コルク栓であれば寝かせて置いてください。温度は15度前後、湿度は70~80%が理想的です。冷蔵庫は湿度が低いので長期保存する場所としては不向きです。

長期的に保存される場合は、温度管理が出来るワインセラーが最適です。こちらの記事でおすすめのセラーについてご紹介しています。

 

ちなみに他のお酒の賞味期限の目安は以下になります

日本酒

加熱処理されたものであれば製造年月日より1年、加熱処理されていないもの(生酒)であれば製造年月日より約6ヶ月程度です。

ビール・発泡酒

製造年月日より8ヶ月~9ヶ月

焼酎・ウイスキー・ブランデー

賞味期限なし

缶チューハイ

約6ヶ月程度

という感じになります。アルコール度数が高いものは基本的に期限は定めておらず、逆にアルコール度数が低いものはソフトドリンクと同じように

 

開封済みのワイン

一度開栓してしまうと酸化が始まり品質を維持するのは難しくなってきます。

コルク、または専用のキャップでしっかりと密封して冷蔵庫で保存し、長くても1週間、出来れば3日以内に飲みきりたいところです。また、すぐに飲んでしまうものですから、コルク栓タイプでも横に寝かせる必要はなく縦置きで問題ありません。

ちなみに上質な甘口白ワインなら開封しても1ヶ月程度なら保存がききます。もちろん早めに飲むことが望ましい。

ワインを2、3日かけて飲むなら真空状態にすることが出来るストッパーがおすすめ。

ワインボトルを簡単に真空状態にすることが出来る便利なアイテムです。まずはストッパーで栓をして、付属の真空ポンプで「シュボ!シュボ!」とやるだけで新鮮さをキープ。酸化を抑えて翌日も美味しく飲むことが出来ます。

楽天でワインセーバーを見てみる

 

スパークリングワインは気が抜けてしまうため、出来れば当日に飲みきってしまいたいですが、実はシャンパンやスパークリングワイン専用の栓があって、その名も「シャンパンストッパー」と言うものがあるんです。

こちらも使い方はとっても簡単。2枚の羽を開いて栓をして、開いた羽を閉じるだけ。これで気が抜けるのを少しでも抑えることが出来て、翌日は「シュワ~」とした状態でスパークリングワインを楽しむことが出来ます。価格もワンコイン以下で買えるのが嬉しい。

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ワインにはそれぞれ飲み頃がある

ワインは産地や品種、製造方法によって飲み頃が違います。

早めに飲んだほうが良いものもあれば、長期熟成させたいものなど様々です。

例えば毎年11月に発売されるボージョレ・ヌーボーは遅くても翌年の春までには飲みたい早期熟成タイプ。一方、5大シャトーの一つで1961年のシャトー・ラフィット・ロートシルトは50年後が飲み頃という、とんでもない長期熟成タイプも存在しています。

ただ、長期熟成タイプも「飲み頃」のピークを過ぎてしまうと「風味」が落ちてしまうので、飲むタイミングはしっかりと把握したいところです。わからない場合は、店頭で聞くのが一番です。

飲み頃の目安

・早期熟成タイプ

2000円以下で買えるデイリーワイン。買った時が飲み頃で保管しておいても熟成はしません。

・通常タイプ

2000円~5000円の価格帯のワイン。この価格帯は幅があるため一概には言えませんが、5~10年は楽しめますが何十年と保存しておくことは出来ません。

・長期熟成タプ

先ほどご紹介したシャトー・ラフィット・ロートシルトのような高級ワインや、当たり年のワイン、または極甘口のワインが長期熟成タイプです。長期熟成させることで酸味や渋みが時間とともに安定してくるので、飲み頃になれば味が濃厚でまろやかになる。

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ポイント!

一つの目安として1000円で1年という考え方があります。3000円のワインなら3年、5000円のワインなら5年と言うように、値段を目安にしておけば飲み頃も分かるので参考にしましょう。

 

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