14Dec
風邪を引くと薬を飲んで症状を止めて
治すのが一般的ですが、体に良い
治し方とはいえません。
風邪を引くということは少なからず
免疫力が低下しているサイン。
ここは一つ免疫力の回復を
図りながら風邪を治しませんか?
そこで体に優しい民間療法である
食べて治すという人間本来のあり方を
オススメするとともに、
風邪に効く食べ物や飲み物をご紹介
したいと思います(・∀・)。
かぼちゃのタネ
かぼちゃはビタミンAが豊富で長期保存が
出来るので冬に食べる貴重な食べ物。
どんな効果があるのかというと
皮膚・粘膜の強化と美容
動脈硬化や眼精疲労、風邪や肺炎などの
感染症の予防・改善
美容効果が高いことから女性に人気ですね。
そして捨ててしまいがちなワタとタネ、
実はココが一番重要だったりするわけで
ワタに含まれるカロチンは果肉の5倍
タネはリノール酸が多く含まれている
タネは動脈硬化の予防に良いとされていますが
「咳や痰」に効くとされています。タネは捨てずに
フライパンなどで炒めれば食べることが出来ます。
風邪を引いて咳がよく出るようであれば
かぼちゃのタネを食べてみるのもいいでしょう。
シソの葉
殺菌作用や解毒剤として用いることから
刺し身と一緒になっているのも頷けます。
シソは様々な栄養素が含まれていますが
特にβカロチンやカルシウムが豊富。
風邪を引いた時、シソの葉を煮詰めて
栄養分をお湯に浸透させます。
民間療法として昔から行われている
風邪の治し方です。
万病の妙薬「ショウガ」
風邪薬などの内服薬を買うぐらいなら
ショウガを冷蔵庫に入れておけ!と
言いたいぐらい万病に効く食べ物です。
シソと同様に殺菌作用があり、
寿司と一緒に食べる「ガリ」は
魚の食あたりを防ぐ効果があります。
日本は生魚を食べる習慣がありますが
シソやショウガなどと一緒に食べる事で
食あたりを予防していたんですね。
ほんと、ご先祖様にはご敬服いたしますm(__)m。
風邪薬にも用いられますが
すり下ろしたショウガをお湯に入れ
ハチミツか黒砂糖を少々入れると
エネルギー補給にもなります。
ハッキリ言って風邪薬を買わずに
これ飲んだほうがいいです(・∀・)
ちなみににんにくも入れてあげると
滋養強壮も相まってオススメです。
そして冷蔵庫に常にショウガを
ストックしておくことをオススメします。
「万病の妙薬」と言われていますが
伊達ではありませんよ。
大根
冬に食べる野菜の代表選手、大根。
殺菌作用が有って魚の焦げ部分である
発がん性物質の分解をしてくれることから
焼き魚には大根おろしが添えてあるんです。
サンマと大根おろしは格別ですよね、
美味しくて理にかなっている日本の食文化。
本当に凄いの一言です(・∀・)。
また、風邪などで喉をやられてしまったら
お湯にすり下ろした大根とハチミツをいれて
飲めばのど薬になります。
大根はそのまま食べれば体を冷やしますが
加熱すれば保温効果があります。
ネギ
コチラも冬の風物詩である鍋料理に欠かせない
野菜・ネギ。
熱の出る病気に用いると体内の老廃物を
排除し解毒・消炎作用を発揮
風邪を引いて熱が出た時はネギを
食べて安静にしていたい。
かぼちゃと同様、ビタミン補給に欠かせない
冬野菜です。
民間療法は、
細かく刻んだネギと味噌を同じ量を用意し
お湯を注いで飲み、寝ます。
(簡易味噌汁な感じ?)
鎮静作用も有ることから眠れない時は
寝る前に飲んでもいいかもしれません。
サツマイモ
サツマイモは食物繊維があることから
女性に好まれる食べ物ですが、
抗ガン作用があることはあまり知られていません。
サツマイモや人参・かぼちゃを食べると
肺がんになる確率を下げることが出来ます。
風邪に効く民間療法は
焼いたサツマイモを黒砂糖とともに
お湯で食べる
ちょっと意外な食べ方ですが
効くようですのでお試しあれ。
ちなみに白砂糖は使わないでください。
理想は黒砂糖かハチミツです。
自然界の甘味料を摂取しましょうということです。
銀杏
漢方では咳止めとして用いられますが
日本では「結核」が流行っていた時期に
食されていたようです。
風を引いて咳がよく出るようであれば
炒った銀杏を数個、毎日食べてください。
但し、食べ過ぎるとお腹を壊してしまうため
程々に。
梨
ここから果物をご紹介します。
秋の味覚の代表格・梨。みずみずしい
果肉は解熱作用があり、冬に食べたい
果物ですが、結構なお値段なんですよね。
梨は風邪や咳がひどい時に
民間療法として用いられますが、
熱を下げる時は薄切りにした梨を
水に半日浸す。
咳や痰を止めたい時は梨をすり下ろし
ショウガとハチミツを加えて弱火で煮詰めて飲む
という方法で対処します。
秋の味覚も風邪に効くようですね(・∀・)。
みかん
南国の食べ物ですが、いつしか日本では
冬の果物として定番になりました。
温暖な気候で育つ物なので
そのまま食べると体を冷やす
作用があります。
しかし加熱して食べると栄養を無駄なく
摂取できる上、風邪に効くと言われています。
みかんで一番栄養価が高いのは
袋の部分と皮です。
加熱することで栄養素が染み出し
摂取できるという昔ながらの知恵です。
みかんを網焼やストーブの上で皮が
黒くなるまで加熱し、食べます。
その時ショウガも一緒に食べると効果的。
そして無駄なく使いたいなら、
皮を布袋などに入れて湯船に浸しゆっくり入ると
温浴効果が高まり、冷え性や神経痛に効く。
冷え性でお困りの方は是非、
みかんの皮で節約冷え性対策をしましょう!
エネルギーの源、黒砂糖・ハチミツ
黒砂糖やハチミツは天然の甘味料なので
体に優しい食べ物です。風邪に効くわけでは
ありませんが、エネルギー補給にうってつけ。
特にハチミツはビフィズス菌の増殖を助ける
働きがあるのでヨーグルトと一緒に食べると効果的。
予備知識としてなぜ白砂糖が
いけないのかというと、
99%が糖質で出来ており、
糖尿病や肥満・虫歯の原因となる
何事も食べ過ぎはよくありません。
ただ、砂糖に関しては出来る限り
天然の甘味料を使うことをオススメします!
風邪の予防・改善にヨーグルト?
ヨーグルトが風邪に効く!ということで
一時、明治のR-1ヨーグルトが品切れ状態
となりましたが、インフルエンザや風邪に
直接働きかけるというより、
低下した免疫力を向上や活性化させる働きがあるという
位置づけです。
関連記事:インフルエンザ感染率が8分の1になった脅威の食べ物
疲れている時やストレスが溜まっているときなど
免疫力が低下し、風邪を引きやすい状態となります
そんな時はヨーグルトだけでなく、
免疫力を回復させる食べ物を食べて
風邪の予防・対策を行ってください。
もちろん、食生活以外に
うがい・手洗いなど複合的に対策を
取ることが重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
風邪に効く食べ物をざっとご紹介しましたが
秋や冬に収穫できる食べ物が風邪に効く
ということが分かります。
現在、スーパーの野菜売り場は季節感が
ありませんが、季節の野菜をバランスよく
食べれば病気になりにくい健康な体を
維持することが出来ます。
「風邪を引いたから薬をのむか」という
考え方は自然ではありませんし、
人間本来のあり方ではありません。
薬という漢字をあらためて見てみましょう。
草を食べると楽になるというとろこからきていますが
残念ながら現在はその位置づけが変わってきてしまっています。
先ずは野菜を摂ること、そしてどうしても薬に頼りたい場合は
体に負担が少ない漢方を考えてみるのもよいでしょう。
身近にある食べ物を工夫して食べることで
予防や回復を図る先人の知恵を活かした
食生活を心がけたいですね(・∀・)。
以上、風邪に効く食べ物のご紹介でした
最後までお読み下さいまして
ありがとうございます。
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