21May
雨に濡れる、ブーケの様な丸い形のアジサイがこんもり咲く姿が美しい6月。 リアルを目指して丸型に作れないものか…、考えました!
材料は折り紙のみ。 切ったり貼ったりせずに、折って組み立てて作れる立体あじさいです。 (^^)あれこれ改良の末、ついに完成したので発表会♪ アイデアをひねってひねって練りあげました。
立体アジサイの折り方(大きいサイズ)
※花びらに見える部分は「がく」らしいですが、ここでは花・花びらと書きます。
動画を作ったので、折り方や手順はそちらをご覧ください。まずは、組み立て型の葉っぱ作りから始まります。※手順が多いので長い動画になってしまいました(^□^;)あちゃ
葉っぱは光沢があってピンと張ったイメージなので、普通の折り紙を使いました。対して、花パーツは両面和紙を使用。 普通の折り紙の質感だと固くてパキっとした仕上がりになっちゃうので、 花の部分だけ柔らかい和紙を使いました。
続いて、折り方フォロー&アドバイス!
葉パーツの材料・フォロー
「葉っぱパーツ」は、15cm×15cmの片面折り紙を4枚使用。 白い面を外側にして折り始めてください。折る時に爪でしっかり折り目を付けた方が、組み立てのズレが少なくなると思います。
組み立て難い場合は、葉の裏面にマスキングテープを貼って仮止めすると楽ですよ。葉に入れるギザギザ折り線(葉脈)も、爪でしっかり跡を付けてくださいね。
↓線は並行にこだわらない方が自然に仕上がるでしょう。
「葉に入れるギザギザ折り線」を伸ばす時や広げる時は、優しい力で。また、葉を組み立てたり花をセットする時には、ギザギザになるべく触らないのがコツ。
それから、動画では見やすくしようと持ち上げて組み立てていますが、 下に置いて組み立てた方がやりやすいと思います。
↑葉のサイドを斜めに少し折るのは、葉型っぽくする以外に理由があります。そのままだと、セットする花が飛び出た形になり円形が崩れるので調整しています。
後半は、「花パーツ」「上げ底パーツ」作りのフォロー。
[ad#ad-1]花パーツの材料・フォロー
「花パーツ」は、葉パーツの4分の1サイズ(7.5cm×7.5cm)を16枚使用。立体に組むと裏白が見えちゃうので、両面カラーで作りました。 花は、計16個必要。
↓葉の周囲に8個・中心パーツに4個・仕上げの穴埋めに4個使います。
今回は、多色の和紙を使って下の花が影になっている様子を表現していますが、 1色でもきれいに仕上がりますよ。
↑花の中心の小さなでっぱりを作るため、中心側を三角に折ってひっこめた形にしますが、
↓コレくらいの幅で折ります。
折る幅が小さ過ぎるとでっぱらなくなってしまうし、 大きく折り過ぎるとあじさいっぽく無くなってしまうので程々の折り幅で。
↓でっぱりが少しクシャッとなっても、逆にリアルっぽいのでOK。
↓下部ひっこめ作業の後、花びらがズレがちですが(和紙はズレやすい)、 この時点でズレを直して端を揃えておいた方がきれいな形に仕上がります。
↓あじさいらしく、ピンと張りのある花びらに仕上げるためのワンポイント。
花が開いたまま葉パーツにセットしていくと、 花びらがクシャクシャになってくるので「閉じた状態に戻して」使います。
花の上げ底パーツの材料・フォロー
花の中心に高さを出すため、「上げ底パーツ」を作って花を4個セットします。「上げ底パーツ」は、花と同色の15cm×15cmサイズの折り紙(普通紙、片面カラーでOK)を使用。このパーツは、裏が白い片面カラー折り紙でOKです。
ほとんど中に隠れてしまいますが、 花色と同じカラーで作っておいた方が見えた時にボリュームアップ効果あり。
関連ページ
ミニチュアサイズにもチャレンジしてみてくださいね!
材料が少なくてナイス♪15cm折り紙2枚あれば作れます!(葉は15cm1枚で作成、花も15cm1枚から切り出します。)
淡い色がミニチュアサイズです。ミニプレゼントにぴったりなコンパクトサイズに仕上がりますよ。
おりがみ【立体・むずかしめ】アジサイ(紫陽花)【ミニチュアサイズ】の折り方
このページで紹介したサイズの「4分の1」サイズで作る、ミニチュアあじさいです。ちょっと違う作り方なので別ページでレポートしております。こちらも、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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