2Apr
切り花を買った時や花束をプレゼントされた時など、
管理はどうされていますか?
実は花瓶の水を変えるだけでは花を長持ちさせることは出来ません。
花屋さんに並んでいる花はどれも活き活きとしていますが
毎日こまめにお手入れをしているからなんです。
決して難しくないですがとても大変な作業を毎日行っているのです。
そこで今回はお花屋さんもやってる一般的な方法や
ちょっと変わった方法など切り花の水揚げを6つご紹介したいと思います。
もくじ
なぜ切り花は直ぐに傷んでしまうのか
花器の中の水や茎の切り口にバクテリアが繁殖し、
花が新鮮な水を吸い上げることが出来なくなってしまうため、枯れてしまうのです。
花器に挿しておいた花にヌメリを感じたことありませんか?
毎日水を替えるだけでなく、花器のヌメリ取りや、
茎の切り戻しを行うことでより長く花を楽しむことが出来るのです。
水揚げに必要な道具
- ハサミ
- バケツ
- 新聞紙(かなり弱った時など)
置き場所とその他の注意点
水の管理だけでなく、濡れた葉っぱや萎れた花はそのままにせず
処分するようにしましょう。
また、花は乾燥と暑さに大変弱いです。
夏の切り花が直ぐにダメになってしまうのは暑さのせいですね。
直射日光の当たらない、エアコンの風が当たらない場所に置きます。
どうしても乾燥が気になる場合は霧吹きで葉っぱの裏に吹きつけるようにします。
花には霧吹きしないようにしてください。
それでは長持ちさせる方法を1つずつ紹介していきます。
1、水切り(オススメ)
斜めに切ることで水を吸い上げる断面積を広げて
更に水中で行うことで早く水を吸うようにします。
↑こんな感じで斜めに切りましょう。
2、深水(水切りの次によく行われる方法)
写真では少々水が足りないですが、
水を多めに入れたバケツに新聞紙を巻いた切り花をドボンと入れます。
保湿しながら水の圧力で吸い上げる方法ですね。
バラ・菊・ひまわりなど太い茎によく用いられる方法です
3、逆さ水
新聞紙で切り花を巻くのは深水と同じですが、
切り花を逆さにして上からジョウロなどで水をかけることで
茎からだけでなく、葉の裏の気孔からも水を吸わせるようにします。
4、水折り
水切りと同じ様に水の中で茎をポキっと折ります。
水を吸う断面を新しく作り、吸い上げを良くします。
5、茎を焼く
濡れた新聞紙などに花を包んで
茎が酸化するまで焼いて、直ぐに水に戻します。
ちょっとしたショック療法ですが、刺激を与えて吸水力を取り戻します。
バラ・マーガレット・シャクヤクなど
6、湯揚げ
花を新聞紙で包み、茎の切り口だけ熱湯に1~2分ほどつけ、
直ぐに水に戻します。
茎を焼く方法と同じようなショック療法ですね。
トルコギキョウ、ダリア、菊など
7、切込みを入れる(枝もの)
サクラや梅などの枝物に有効な方法。
切り口を十文字の切込みを入れて吸い上げる断面積を広くします。
噂のサイダー
気の抜けた炭酸飲料(サイダー・コーラ等を必要な分だけ気を抜いても良い) まず、花瓶に花を生け水の代わりに気の抜けた炭酸水を入れます たったこれだけで通常の4倍程度切り花が長持ちします(炭酸の果糖・ブドウ糖液等の粒子が非常に小さく、吸収が良い)
(引用:おしえてgoo)
なるほど、
サイダー限定ではなく、吸収しやすい果糖ブドウ糖液糖が
含まれた炭酸水が良いということだそうです。
上記のように気の抜けた炭酸水を用いましょう。
一番長持ちする方法
実は市販されている延命剤(キープフラワー)が一番長持ちする方法なんです(笑)
コレの凄いところは水を替えなくても菌の繁殖を防ぎ、
栄養補給も同時に行える画期的なものなのです。
薄めて使うのが一般的です。
水切りを何度も行い、最後まで楽しみましょう!
茎をドンドン切っていきますから、当然花は短くなります。
短くなっても水を吸う力はありますから、花器を低くいものに変えていき、
水面に浮かべて花を楽しむことも出来ます。
花束をもらったら豆に切り戻してあげて1日でも長く見て楽しむようにしましょう!
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