9Jun
6/1、三河のあじさい寺として有名な「本光寺」を訪れました。
愛知県の額田郡幸田町(ぬかたぐん こうたちょう)にある深溝松平家の菩提寺です。
※深溝松平家…徳川将軍家を支えた14松平のひとつ
本日は、6月のイベント「紫陽花まつり6/1~30」の初日。
天気は朝方くもり時々小雨でしたが、本光寺に着いた頃には次第に晴れて来ました。
初めて訪れましたが、お寺…という印象と異なる華やかなお庭(梅林)もあり、アジサイ風景を満喫。
無料で静か。美しいアジサイが愛でられるこのスポットは、おすすめ!
6月上旬の花の咲き具合や風景写真、アクセス・駐車場メモなどをお伝えします。
6月上旬の咲き具合
本光寺のアジサイは、全体的に私の想像よりも咲いていました。
「あじさいの里」と同様に、初日の割にアジサイを堪能できたと思います。
今年の春は雨が多く、肌寒い日も多いと感じましたがアジサイは元気な様です。
花色も美しくフレッシュな印象。
半日陰を好むアジサイにとって、木陰の多いお寺は居心地の良い条件なのかしら。
大きく立派な木立も多く、癒される空間。
爽やかな明るい緑色の紅葉が、アジサイの清涼感を引き立てます。
日が照ってきたら、木陰でひと休憩。
画像は本堂近くのベンチのある木陰、日差しで観音さまが輝いてるみたい♪
見どころ1、参道(無料)
地図を見ると結構広い!
私が歩いてまわってみて、アジサイや風景が素敵だった所など見どころをお伝えしますね。
まずは、駐車場から本堂方向に続く「あじさいの参道」がビューポイント。
この参道のアジサイはまだまだ咲き始めでしたが、ランダムな形の石畳も美しく花が無くても素敵。
↓これが参道入口風景。
あじさいが満開になると、アジサイの紫やピンク色で賑やかになるでしょう。
↓参道の先には、緑に映える赤色の門。
門をくぐると木立で影になった部分と、その先の太陽で輝く部分の明暗差が楽しめるゾーン。
坂の上に案内看板がありますよ。
後半は、見どころ2~3と続きます!駐車場情報やアクセスメモも。
[ad#ad-1]見どころ2、梅林に咲くアジサイ(無料)
梅の木の風情ある形状と樹肌が、独特の風景を描き出します。何となく楽園イメージ♪
参道のアジサイと比べて早い咲き具合、既に色付いている花もたくさんありました。
石畳も平たんなので、ゆっくりじっくり風景を楽しめるゾーン。
↓梅林を抜けると西御廟所、「肖影堂」があり周辺では和風情緒のあるアジサイが楽しめます。
この「肖影堂」にある木造のお堂には、深溝松平家5代が祀られています。
こんにちは、とご挨拶してきました。
そして「肖影堂」の更に向こうには、初代~4代の墓石が並びます。
見どころ3、石段の上にある東御廟所(参拝料100円)
続いては、アジサイ以外の見どころ。
それは、周りの樹木が壮大なので一見寂し気に見える木造門の先にあります。
参拝料100円玉を収めて木造門の向こうに進むと、長~い石段が上へ上へと続きます。
高い木立が壮大。緑の深い、この道にもアジサイが咲いていましたよ。
石段を登りきると赤い門が現れます。
この門のデザインも素敵。
門の中に入ると、深溝松平家6代~19代(11代は除く)までの墓所が整然と並んでいました。
神殿石造りで作られた、全国的にも珍しい廟所とのこと。
大所帯ということもありますが、灯篭の様な形の建造物や全体の美しい配列が、
お墓というよりも古代遺跡みたいで歴史ロマンを感じます。合掌!
おじゃましま~す、とペコリペコリと挨拶しながら写真を撮らせていただきました。
一部、大きかった三河地震(昭和20年)によって塀が崩落した部分もありますが、
それがまた歴史を感じる要素になっています。
敷き詰められた長くて綺麗な石が、龍の鱗みたいで美しい。
なぜ水の文字…。松平家なのに瓦に水野っぽい文字が刻まれているのは、5代繋がりなのかな?
(調べると、5代の母方の実家が水野家)
アクセスMEMO
愛知県あじさい寺「本光寺」は、蒲郡市・岡崎市・西尾市などに隣接した幸田町にあります。
今回は車で来ましたが、近くに駅が見えたので「電車+徒歩」でも便利な場所だと思います。
(※JR東海「三ヶ根」駅があります。出口は東口へ、あじさい寺まで徒歩5分ぐらい)
↓画像は三ヶ根交差点、メモ用に駅方面を撮影してきました。この反対側があじさい寺がある方向。
国道23号線→(「三ヶ根駅前」交差点で曲がる)200~300m(約1分)進むと、右手に駐車場あり。
この駐車場にトイレがありますよ。(画像に映っているベージュの建物がトイレです)
駐車場は無料で停められますが、任意で協力料を収めることも出来ます。
アジサイの6月以外に、ツバキ・ウメ・サクラの花が咲く3~4月頃も美しいのでしょうね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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