28Apr
そろそろ梅雨入りであじさいの咲く季節が近づいてきました。
何個か作る予定ですが今回はちょっと難しくて非常に手間がかかる折り方のご紹介。
YouTubeに動画をアップロードしましたが補足説明としてご紹介したいと思います。
アップロードした動画
使用した紙
100均のセリアで売ってる「和紙」を買ってきました。
かなり本格的な和紙で、手すき感とか肌触りとか折り紙とは違う味わいが出てきます。
ただ、折っていると紙の繊維がフワッと出てくるので部屋の中でホコリが舞います(笑)
商品は55cm×80cmの大きな紙ですから、
30cm×30cmの正方形に切り出して使用します。
2枚しか取れないですね。
最初の難関
30cmの正方形に切り出した和紙に折り目をつけていく作業からスタートしますが、
これが意外と心が折れそうなほど時間がかかります。
縦横、斜めに31箇所折り目をつけていきます。
先ずは真ん中から折って、2分割、3分割、4・・・・と折っていきましょう。
今回私は2個作りましたが、ホコリが舞うので2個めは外で折りました(笑)
普通の折り紙なら繊維質が飛ぶようなことは無いんですけどね・・。
交互に折っていく
実線は山折り、点線は谷折りです。
↑一つ目の花びらが出来た状態です。
左斜め上方向に向けて折っています。
2つ目の折り方は1つ目とは逆に左下方向に。
左下向きになっていますね。
こんな感じで上下上下と折って花びらを作っていきます。
1列目はどうしても崩れやすいですが気にせず作業を進めていきましょう。
2段目
1段目とは逆方向の右へ上下折っていきます。
3段目は1段目と同じ、4段目は2段目と同じ方向へ、
最初の折り目をつける作業よりは楽しいと思います。
最後まで折るとこんな感じ↓
ここまで来れば後もう少しですよ♪
[ad#ad-1]和紙を湿らせて形を整える
全体を丸くするためにそれぞれの端に3箇所、重ね折りしていきます。
1辺に3箇所なので合計12箇所端の部分をおります。
(動画を見ていただければ分かりやすいと思います)
霧吹き等で全体を湿らせ、お椀にかぶせて形を整えます。
形が決まったらドライヤー、若しくは日中なら日の当たるところに置いておけば直ぐに乾燥します。
これで花の部分は完成です!
パーツを組み合わせて作る葉
15cm×15cmの折り紙を使って葉っぱのパーツを4つ作ります。
こちらも100均の和紙で作ったので切り出しから作業しました。
折り方は動画を見ていただいたほうが分かりやすいと思います。
↑2つ折りしたあと、片側のみ三角に谷折りした状態。
矢印の方向へ点線で谷折りして元に戻します。
ここも2箇所点線で谷折り。ひっくり返しましょう。
↑前工程で斜めに折った箇所がありますので、その折り目に従い山折りです。
裏表逆にして、中割れ折りをします。
鶴の頭を折る時が中割れ折りの例です。
左側の三角に折った部分を手前に引き出します。
↓谷折りすると葉っぱの形に近づいていきます。
葉っぱなので丸みを帯びさせるためにカド部分を少し折りましょう。
①だけは山折り。②を谷折りした状態で3を谷折りします。
番号が付いている箇所は折り目を付けるだけです。
これでパーツが完成しました。
同じ要領であと③つ作っていきます。
4つのパーツをドッキングさせて大きな葉の出来上がりです。
上に花をのせればあじさいの出来上がります。
所要時間2時間×2個
始める前から大変だとは思ってましたが、まさかここまで時間がかかるとは思いませんでした。
もちろん出来た時の達成感はたまりませんよ♪。
色々折り方があると思いますが、今回ご紹介した川崎敏和氏のあじさいが一番好きです。
また難しい折り紙に挑戦したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
折り紙の折り方、あじさい特集ページ作りました↓
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